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免疫寛容

Posted by jin on 14.2008 医療 0 comments 0 trackback

高校時代の生物で習った免疫寛容、というかT細胞の成熟について、この前免疫学の授業に行ったら少し気になったことがありました。

高校時代では、免疫寛容について、「遺伝子の組み換えが起こり、多様な抗原に対する受容体をもつT細胞が生まれ、そのうち自己の抗原に対して反応するものはアポトーシスする。」

程度にしか習っていなかったんですが、一昨日授業にでたら、そのことについて、高校時代とはかなり違う(とはいってもよくよく考えれば高校時代にならったことはおかしいことに気づくんですが・・・)ことが講義されていました。

T細胞のMHCに対する受容体、つまりTCRはそもそも特定の分子に対する親和性をもつわけではなく、普通は様々な分子に対して親和性を持ち、その親和性は分子により異なることが多く、ポリクローナルといわれます。(一つの特定の分子だけを相手にするのをモノクローナルと言われてよく実験で使われているのを見ます。)

で、問題の、胸腺の中で起こる自己抗原に対するT細胞のアポトーシスなんですが、どうやら授業で聞いたことをまとめると、そのセレクションのことをαβ-selectionというらしく、T細胞はMHCが提示する抗原に対するTCRの親和性により、3種類に分かれるらしい。(具体的にどんな抗原なのかがよくわからなかった。。。)

  1. 親和性が低いもの・・・無視(ignored)されて、死んでいく
  2. 親和性がちょうどいいもの・・・生き延びる(survival)
  3. 親和性が高すぎるもの・・・アポトーシスする。

そのセレクションで生き延びたものがT細胞として活躍するらしいんですが、よくよく考えてみると謎が。セレクションが行われているときの胸腺では、体内のほかの臓器でしか発現しないタンパク質が発現するなんてことを聞きました。つまり・・・セレクションは自己抗原に対する親和性により行われるわけです。

それじゃあ、親和性があるものが生き延びるっておかしくないか・・・?

それがどうも、ポリクローナルと、胸腺と体内では親和性が変化することに関係しているらしく、胸腺で親和性がちょうどいいものは、体内のほかの部分ではその抗原に対する親和性が高いとは限らず、大抵は反応しないらしい。一方、大体ポリクローナルであるので、体内の他の場所では、セレクションが行われるのに使われた抗原とは違うものと親和性が大きく、そのような抗原を受容してT細胞は活性化するらしい。

なかなかハイレベルな感じのことを扱ってましたが、これでちゃんと免疫系が機能するって言うのはすごく不思議なことですよね。よく考えてみたら。今日はマジメなことを書いてみました。しかし、習ったばかりのことは間違いがあるかもしれませんね。まぁ、自分の中の整理のためのメモみたいな感じで◎

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