先月D'angeloのカバーをしたときにYou Tubeでいろいろ動画を見ていて発見したやつです。この動画でギターのバッキングをしているほうのギタリスト、かっこいい。だれかと思って調べてみると、CHALMER "SPANKY" ALFORDだってことが分かりました。このギタリスト、日本では相当人気がないのか、Wikipediaにもいないし、いろいろと調べてみる事に。
とりあえず、この動画を見ていて、いわゆるオーソドックスなタイプのジャズギタリストなのかな、っていうことが推察されます。コードのハーモナイジングにセンスを感じます。こんなに綺麗な和音をあてていくのは地味に難しいんです。
とりあえず、本家Wikipediaを検索していたら見つかりました。
[訳(自分なりに訳してみます)]
Chalmers "Spanky" Alford (1955年5月22日 - 2008年3月24日)は3回グラミー賞を受賞したアメリカのジャズギタリストである。彼はその演奏スタイルとアルペジオを用いる事で良く知られていた。彼は1960,70年代にゴスペルカルテットでのギタリストとして、80年代には数ある中でもMighty Clouds of Joyにおいて輝かしいキャリアを築いた。晩年には90年代、2000年代のネオソウルムーブメントのなかで新しいキャリアを築き、最も特筆すべきはD'AngeloやTony Toni Tonéのサウンドに貢献したことだろう。SpankyはSoultronics(2000年に行われたD'Angeloの"Voodoo"ツアーのバンドで、高い評価を受けた。)の中でギターを弾いていた。他にも、Questlove, James Poyser, Pino PalladinoやAnthony Hamiltonやその他さまざまなバンドの中でギターを弾いていた。また、彼はすばらしい先生でもあり、Raphael Saadiqや多くのギタリストにギターを教えた事から伺える。また、かれはJoss StoneやJohn MayerやMary J BligeやRaphael SaadiqやD'AngeloやRoy Hargroveなどのいくつかのアルバムにも参加している。
http://en.wikipedia.org/wiki/Chalmers_Alford
MySpace: http://www.myspace.com/spankyl5
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って感じだそうです。John Mayerのアルバムにも参加していたっていうのは意外でした。ちょうどそのアルバムは聞いた事がなかったんだよなあ。いつか聞こう。
手軽に演奏を聞くとしたらやっぱりD'Angeloのツアーの動画を見るのがよさそうです。
Voodooツアーの映像は人が多すぎて埋もれちゃってるので似たようなライブから。Chicken Greaseです。
しかし、やっぱりYou Tubeで探してもなかなか見つかりませんね。多分名前はでてこないけど写っているっていうことはあるんでしょうけど。
最後にもう一つだけ、ソロでギター弾いてるやつです。すばらしいプレイ。もともとはクリスマスソングかなんかのDVDだったみたいなんですが、これだけでも満足な感じ。
古い映像かと思ったんですが、これは"Spanky" Alfordが遺した最後のライブレコーディングだそうです。何回聞いても心にぐっとくる演奏。こんな演奏を一人でできるようになることは最終的な目標の一つかもしれない。