スポンサーサイト

Posted by jin on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

電車の中の出来事

Posted by jin on 12.2010 医療 0 comments 0 trackback
今朝電車に乗っていて終点の渋谷で降りる際に床に男性が倒れていた。いつから倒れていたか気付かなかったんですが、すぐ駅員さんが見回りに来て、男性を起こしに行ったんだが起きなかったために2,3人の駅員に電車から引きずりだされて、その後改札の外へと引きずられて行った。

単に酒飲みがオールとかして帰る途中の電車で寝てただけだったらいいんですが、何か健康上の問題があって失神発作でも起こしていたとしたら、安易に引きずり回すのは良くないだろうしこの対応はどうかな?と思った。もちろん電車が止まることになったらそれはそれで会社に多大な損害が及ぶだろうし、全員に対して手厚い介護は必要ないとは思います。ただ、起きない人にはBLS程度でバイタルの確認くらいはしたほうがいいんじゃないかとも思いました。正確な数値はわからなくても5秒あれば把握はできると思うので。

自分はというと、見たときに変だなとは思ったので、呼吸、心拍数、血液循環程度の確認はしたほうがいいかとも思ったんですが、駅員が素早く対応していたのでスルーして目的地へ向かってしまいました。その後男性がどうなったかは知りません。単に熟睡していただけだったら良いのですが。

あとから思い返してみると、年齢も加味した上でまずrule outしなくてはならないなと思ったのは不整脈(っていうかVentricular Fibrillation)。他にも迷走神経反射、電解質異常、てんかん、糖尿病性のDKAだとか高血糖性昏睡とか鑑別は挙がりますが、救急の場面で一番rule outすべきはなんだろう?と後々いろいろと考える経験でした。

家に帰って失神の鑑別を少し調べてみたのでちょっと書いてみます。
1. Cardiopulmonary Cause
→Cardiac Arrhythmia(14%), Pulmonary Embolism, Myocardial Infarction with Cardiogenic shock
2. Nervous cause
→Vasovagal reaction(18%), Carotid sinus syncope, Seizure, Autonomic insufficiency, migraine
3.Orthostatic hypotension
4.Drug-induced cause
→Antiarrhythmic agents, Antihypertensive agents
5.Metabolic cause
→Anemia, Hypoxia, Hyperventilation, Hypoglycemia

Migraine(偏頭痛)が失神の原因になるんだ、っていうのは意外です。鑑別を全部書いたわけではないんですが、この中でBLSレベルで原因がはっきりしそうなのはやっぱり不整脈と低酸素血症くらいしか思いつきません。やっぱり自動車講習とかでもやるBLSは多くの人が知っていれば万が一の時には役に立つのかなぁ、とは思いました。他の疾患のものだと救急外来に連れていかないと救命が遅れてしまうものもありそう、っていう印象。

参考
UCSFにまなぶできる内科医への近道
A Pocket Manual of Differential Diagnosis
スポンサーサイト

▶ Comment

▶ Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

▶ Trackback

trackbackURL:http://jrapid.blog11.fc2.com/tb.php/708-68106d96

Profile

jin

Author:jin
医学を勉強中。音楽鑑賞、ギター演奏、読書、コーヒー、インテリアなどに興味があります。

My Profile by iddy


ブログランキング:

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブロとも申請フォーム

twitter

RSS

RSSリーダーでこのブログを購読RSS
Add to Google
My Yahoo!に追加
Subscribe with livedoor Reader
はてなRSSに追加
add to Bloglines

Search

サイト内検索: Google検索:

Google

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。